キルギス基本情報

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観光とビジネス向けの情報

観光向け
正式名称 キルギス共和国
面積 19万8,500平方キロメートル(日本の約半分)
人口 6百万人
首都 ビシュケク(標高750m)
言語 キルギス語は国語、ロシア語が公用語
民族 キルギス人72,6%、ウズベク人14,5%、ロシア人6,4%、ドゥンガン人
ウイグル人、タジク人など
宗教 イスラム教スンニ派75%、ロシア正教20%、その他5%
国旗 赤地に黄色い太陽とその中にトゥンドックという伝統移動式住居
(ユルタ)の天窓が描いてあります
通貨 ソム(1993年5月10日導入)(1ソム = 1,6円)
気候性 大陸性気候、夏は非常に暑くて、冬は寒い
主な祝祭日 新年1/1、ロシア正教会のクリスマス1/7、国際女性デー3/8、ノールズ3/21、憲法記念日5/5、戦勝記念日5/9、独立記念日8/31
日本との時差   GMT+6、日本よりマイナス3時間 
主要産業     農業・畜産業(GDPの約3割)、観光業、鉱業
輸出 ロシア、カザフスタン、スイス、ウズベキスタン、トルコ
輸入 中国、ロシア、カザフスタン、ドイツ、日本、米国(キルギス統計委員会) 
主要貿易品目
輸出
輸入
 
野菜・果物、貴金属・宝石、化学製品、鉱物製品、繊維製品、乳製品 
食料品、機械設備、鉱物製品、運輸関連製品
(キルギス統計委員会)
国土 中央アジアに位置していて、国境接している国々はカザフスタン、

ウズベキスタン、と中国。国土の93%は山地で中国との国境に天山山脈が延びていて、最高峰がポべダ(7439m、勝利という意味)、カザフスタンとの国境にハンテングリ山(7010m)国内の七つの州:チュイ州、イシククリ州、タラス州、ナリン州、オシ州、ジャララバド州、バトケン州から成り立っています。

政治体制

政体

 

共和制

元首 アルマズベック アタムバェフ大統領(2011年12月1日就任)
議会 一院制。2003年の憲法改正により二院制から一院制に移行
政府 首相 ソーロンバイ ジェンべコフ
略史             

(キルギス人民族形成の進行)

 キルギス人の先祖: キルギス人の先祖は現代のキルギス人とは違って目が青く、顔色が白かったと言われ、古来生活していた地域はキルギスとは異なる南シベリアのエニセイ川上流域でしたがそのあと現在のキルギスのある天山山脈まで移動してきて、この地で住むことになりました。
18世紀後半から-19世紀の前半    コカン・ハン国による支配

1855-1876 年          ロシア帝政に併合

1918年          ロシア連邦共和国内の一部としてトルキスタン自治ソビェト社 会主義共和国成立

1924年          中央アジアの民族・共和国境界確定により、ロシア連邦共和国内

             のカラ・キルギス自治州となる

1926年          キルギス自治ソビエト社会主義共和国成立

1936年          ロシア連邦共和国から分離、ソ連邦を構成するキルギス

             ソビエト社会主義共和国に昇格

1990年          アカェフ大統領が就任

1990 年          キルギスタン共和国に改名、国家主権宣言

1991年          国家共和国独立宣言

1993年          国名をキルギス共和国に変更

2005年          政変によりアカェフ大統領辞任   

2005年          バキェフ大統領当選

2010年          バキェフ大統領辞任

2010年          国民投票により、新憲法の採択

2010年          オトンバェワ大統領就任

2010年          議会選挙実施

2011年          アタムバェフ大統領就任

 

キルギスの伝統・習慣

シルクロード時代に大事な役割を果たしていたキルギスの領土をたくさんの様々な伝統や習慣関係の人々が通っていたのでキルギス人の文化がいろいろな民族集団の文化と混ざって出来上がったものであります。キルギスではキルギス人以外に宗教の違うロシア人やイスラム教のドゥンガン人みたいたくさんの民族が暮らしていますから文化が非常に豊かであります。
伝統料理
キルギスは大きい工場がほとんどなくて廃棄物の量も少なく、大自然に恵まれた国ですから栽培されている野菜や料理の材料として使われているものが安全で品質高く、健康にもいい料理が多いです。
ほとんどのキルギス料理は羊肉や牛肉や馬肉などからつくられていて隣国のカザフスタンの料理と様々な面で似ている点が多いです。結婚式や葬式みたいな特別な日だけではなく日常生活でも料理がキルギス人によく食べられます。日本の料理に比較するとキルギスのが油っぽい料理のほうが多いですがそれでも全般的に日本人の口に合うものが多いでキルギスでは多くの異なる国・地域の料理を楽しめるいい機会です。
キルギスを代表する料理といえばベシュバルマックという料理で馬肉と羊肉を細かくして麺と混ぜ合わせて食べます。ベシュバルマックの意味は五本の指でキルギス人の先祖が昔手の指を使って食べていたからです。冬は寒くて乾燥した厳しい気候の地域で一番のご馳走です。
あとはもう一つの有名な料理は米からつくられるプロフという料理です。キルギスだけではなく中央アジアの国々でもよくつくられている料理で特にキルギス南部で栽培されるウズゲン種類の赤米からつくられたプロフは一番美味しいです。
飲料
農村で住んでいるキルギス人のほとんどは牧畜で生計を立てていて、酪農産業のポテンシャルが非常に高いです。馬や牛を飼っている酪農家が多いですから肉と乳が不可欠なものであります。キルギスで最も人気な飲料はクムズという馬の乳を発酵させて作られる民族的な馬乳酒であります。キルギスとカザフスタンとモンゴルみたいな遊牧民のある国の文化にはこの飲料が象徴的な飲み物であります。新鮮な馬乳は馬が分娩してから出るものですからクムズを5月から9月までしか入手できなく山間部の路上のお店に販売されることが多いです。特に春(5月)に生えてくる草の種類が多いからしぼられる乳は一番健康にいいです。
伝統的な移動式住宅
定住民の日本人とは違ってキルギス人がモンゴル人のようにずっと前から遊牧民であります。現代のキルギスの大部分が都市化されましたから前に比べると遊牧している人の数が少ないですがそれでも山のほうで住んでいるキルギス人の一部は今でも昔ながら春からジャイローという放牧場に遊牧します。その時にフェルトからつくられるボーズウイというユルタ(パオ・ゲル)、移動式の家で住みます。ボーズウイのいいところがユルタの部品を簡単に馬やらくだで放牧場まで運ぶこともできるし、ボーズウイの組み立てと分解も早くて簡単です。

織物
キルギス人の先祖はずっと前から様々な種類の織物を作っていましたからそれと同じ技術で現代のキルギス人も羊のフェルトからいろいろなものをつくってきています。羊のフェルトから作られるもの中で一番人気なものは床の敷物であるシリダックというキルギスを代表する絨毯、移動式住宅(ユルタ)、伝統帽子のカルパクなどです。基本的にフェルトからつくられてきているものにキルギスを代表する模様や動物と植物などが描いてあります。
騎馬ゲーム
馬はキルギス人の日常生活の中で不可欠な動物で大事な役割を果たします。キルギス人は遊牧民ですから一般的に馬に乗って家畜を放牧するし、牧場に遊牧する時にも移動式住宅(ユルタ)の部品などを馬に積んで運びますからです。そういう意味では馬が日常生活において大事な助手だけではなく、馬に関わるキルギス民族的な騎馬ゲームもあります。
クズクーマイゲーム 馬に乗った男性が馬に乗った女性に追いつくことが出来たらキッスをもらうという規則のゲームです。
ウラク・タルトゥシュゲーム 二つのチームになり、馬に乗りながらボールとして使われるヤギの死体をゴールに運び込むために奪い合うという規則のゲームです。
クロシュゲーム  騎馬で1対1となり、相手を馬から引きずり落とすというゲームです。

キルギス主な観光地
昔のシルクロードは中央アジアを横切っているため、キルギスとの関連が深いです。キルギスはシルクロード関係の様々な民族文化と文明の十字路であったので現在のキルギス文化が非常に豊かで面白いです。現在でもその時代につくられた歴史的な遺跡が残り、海外からキルギスを訪問する観光客の中でその遺跡が人気な観光地です。
キルギス主な産業の一つは観光業で観光ポテンシャルの強い国として世界に知られているからキルギスは観光事業を通じて世界のコミュニティに融合するいい方法であります。キルギスの一番魅力的なのは中央アジアの真珠、キルギスの誇りであるイシククリ湖で20mをこえる世界で2番目に透明度の高い湖です。。湖の周辺が約700キロ、最大深度702mで湖より流出する川が一つもなく、湖周りのどこから見ても南にそびえる天山山脈が見えるから景色がユニークです。キルギス国土の93%は山、国土の90%は標高1000m以上のレベルにあって、天山山脈最高峰ポべダ7439m(勝利峰)、KHAN-TENGRI峰7010m、長くて大きいイ二ルチェク氷河みたいな世界に知られている山や氷河が多く、キルギスに存在する河川水源のほとんどは氷河です。
観光
ビシュケク首都
ビシュケクはキルギス共和国の首都で、政治、文化、経済などの中心地、および重要な交通の中心部であって、標高750-900mと面積124平方キロメートルです。ソ連からキルギスが独立前、キルギス首都の名前はフルンゼ(有名な司令官)でしたが1991年独立後ビシュケクに改名されました。ソ連時代につくられた典型的な町で道路は南北と東西に走り、コンクリートの5階建ての建物が多いです。ビシュケクは新興都市で、2003年に125周年記念日を祝ったばかりでまだ若い都市であるがそれでも近代的なカフェ、銀行、大学、病院などのようなインフラが整備されてあって便利な町です。急速に発展している都市、緑も多く中央アジアのきれいな町の一つでいろいろ楽しめるところ。考古学者の調査や発掘事業結果によると現代のビシュケク回りに石器時代に人住んでいたという証拠があり、19世紀にコカンド・ハン国が大事な貿易ルートと自分の影響を守るために35カ所の要塞の一つであるピシュペク(現代のビシュケク)要塞を建設しました。ビシュケクは観光客にとってキルギス旅行の出発点で本都市から名所や見物が始まります。
6-7月の平均気温25-30度(夏)、1月 – 6度(冬)、旅行シーズン4月から10月まで
キルギス国立歴史博物館
ちょうどビシュケクの真ん中にあるアラ・トー広場に国の歴史を描写する品々が展示されている中央博物館が位置しています。中にはキルギス遊牧民に関するフェルトの移動式住宅(ユルタ)、羊毛で作った絨毯、伝統楽器、国内で発掘されたサカ族時代の青銅器、ソグド人の遺跡からの出土品、石人、社会主義時代やレーニン革命に関わる像が並んでいます。
マナス王像
歴史博物館の正面にそびえたっている像はマナス像。マナスはキルギス人が千年前から語り継いだ英雄叙事詩のヒーローでキルギスの象徴。
キルギス美術館
一階には現代画家の展会場と土産屋があり、二階にはロシアの有名な画家レーピンとキルギス画家の展示室があります。あと、キルギス展示場では工芸品やキルギス自然を代表とする山、草原での生活、放牧している馬と羊群れの絵画や彫刻などあります。
オシュ・バザール
ビシュケク最大のバザールで西半分は衣類、東半分は果物、野菜、肉などの食品が販売されていて、値段一番安い市場。乳製品販売の特別な店に馬乳酒も売られています。本バザールはいつも熱気で人々でにぎわっているところです。
ビシュケク近郊の見どころ
アラ・アルチャ自然公園
ビシュケク市から約30km(40分)離れている自然公園、1976年に政府の法令で創られ、面積1万9400ヘクタールです。川に沿った道で登っていくと雪に覆われているきれいな山が見えてくる。公園入口海抜は1300m、ここから13キロほど歩いて行ったところに登山センターで登山者の拠点です。自然公園には植物800種以上、動物130種、鳥150種以上があってフロラとファウナが豊かな公園。代表する動物はオオカミ、イノシシ、マルコポーロのヤギ、ワシなど。山好きな人にはハイキング、トレッキング、カローナ峰(4692m)コースがあります。
イシク・アタ温泉保養地
ビシュケク市から約56km(1時間以上)離れている保養地。1891年に温泉治療地として創られ、温泉利用の主な目的は病気治療で治療薬としての水をもとに建てられた保養地。山の中で雪山を眺めながらトレッキングやハイキング、そのあとピクニックで最後に温泉プールに入ると最高、宿泊も可能。
ブラナ塔とバラサグン遺跡
ビシュケク市から約60km(1時間以上)離れているところにトクモクという町が位置してあり、トクモク町は帝政ロシアの時代に領域の行政中心地で大事な役割を果たしていた町であった。トクモク町の南方に残存したシルクロードの遺跡の一カ所であるブラナ塔。この塔は昔のバラサグンという町の唯一の遺跡。ブラナは11世紀に有名なカラ・ハン朝につくられた塔でもともとはアザーンというイスラム教の歌を流すためのミナレットであった。前はもっと高かったんですが15世紀の大地震で塔が崩壊したから、もっと低くなって現在の高さは24m。ここで発見された石に彫られたアラビア文字によると、ここは10世紀から13世紀にかけてカラ・ハン朝の首都の一つバラサグンと推定されている。遺跡の敷地内にここで発見された品々の展示されている博物館もあり、外にキルギスの各地から集めれた石人もあるから見学可能です。
アク・べシム遺跡
ブラナ塔から6 kmほどのところに、6世紀から12世紀のアク・べシム遺跡があります。昔の名称がスヤーブ、三蔵法師が629年にインドに向かう途中、現在のアク・べシムに寄って、歓待を受けたという説があることで有名な遺跡です。
イシククリ湖
キルギスは山地の国だけではなく湖も多く、全部で2000以上の湖がある。ビシュケク市からイシクリ湖の入り口となるバルクチ町まで180 km(2時間半以上)、標高1600m、キルギス最大の湖で国を代表する観光地で水泳シーズンは6月から8までです。塩が入っているから湖の表面が凍ることがない。ある調査の結果だと昔湖の底に集落跡があって、湖岸に時々青銅器や土器が打ち上げられることもあります。
岩絵野外博物館
ビシュケク首都から270km(3時間半)、イシククリ湖のチョルポン・アタ町の郊外に山の斜面に4000年前に石に描かれたいろいろな動物の絵で、その中狩りをしている人、野生のヤギ、飼いならされたユキヒョウなどの絵。野外博物館の広さが全部で42ヘクタール。
ケレメットスー温泉
イシククリ湖の北岸に位置して、ツア中に車の中で体が疲れるかもしれませんからその時、温泉に入って、天山山脈を眺めると最高。キルギス人の中で温泉に入る習慣があまりないですが最近ここの温泉が人気になっていて、行く人が増えてきている。

カラコル町
カラコルはイシククリ地域において、最大の都市と行政の中心地でテルスケィ・アラトー山脈のふもとにあり、湖の東岸に位置する。前の名称はプレジバルシキーで1991年にソ連から独立後、カラコルに改名された。1869年に帝政ロシアの軍隊により、要塞地として適当なところと選ばれ、そのあとロシア人とウクライナ人たちが町を築き、様々な民族が暮らしている文化の豊かな都市になった。ここは要塞の町として地域の中心地だけでなく天山山脈への探検旅行、プレジバルシキーという19世紀のロシア探検家のロシア探検旅行のベースキャンプであった。プレジバルシキー探検家は中央アジアを探検して、イシククリ地域だけでなく中央アジアの発展にも大貢献をした人として有名。カラコル町の近くにプレジバルシキー探検家によって発見された品々が展示されている博物館がある。
カラコル町に弾圧を逃れて、中国から中国系ムスリムの回族であるドウンガン人とウイグル人が移り住んだ。ですから町市内に人気な観光地として20世紀の初めにドウンガン人によって一本の釘も使わず木材だけで建設されたドウンガンモスクとロシア人に建てられた木造建設のロシア正教の聖三位一体教会がある。あとはここにキルギスでの唯一動物園もある。
ジェテイ・オグズ奇岩
カラコルから西へ25キロほどの所,海抜2200m所に温泉地ジェテイ・オグズがある。それの近くに7つに分かれた形の面白い7頭の牛という意味のジェテイ・オグズ山が並んであり、これが7頭の牛に似ていることからジェテイ・オグズの地名が付いた。ジェテイ・オグズ川に沿って、南のほうに登るときれいなコック・ジャイクという草地に出れ、花のいろいろな種類が咲く行楽地。

オシ町 
ビシュケクから約10時間離れている所、キルギスの南部に位置。キルギスの二番目に大きい都市である。ウズベキスタンに近いから南部の全人口の5割くらいがウズベク人だからキルギスの北部で住んでいるキルギス人とは違うところもあり、例えば方言や伝統や習慣など。
実際に都市はアレキサンダーまたソロモン大王に創立されたという都市起源について様々な説がある。都市はシルクロードとして知られていた古代の取引ルート沿いの交差点に位置していて、重要な植民地としてみんなに知られました。
オシ町のどこから見ても真ん中に高いスライマントー(ソロモンの山)という神聖な山が見えている。有名なスライマン預言者がその山の下部に埋められたので、その時から山が神聖だと考えられて多くの信者の巡礼するところになりました。
オズゲン・ミナレット
オシ町から北東に約68km,(1時間)、ウズゲンという町に位置。ウズゲン町は古代都市でシルク・ロードの中継地であった。11世紀のミナレットはカラハーン朝により建てられた塔で高さは27,5m、、下の部分の直径は8,5m.

 

ビジネス向け

キルギスの投資環境
●近隣諸国に巨大な市場を有するキルギス
キルギスはユーラシア大陸の真ん中に位置し、ロシアやカザフスタンをはじめとして、ヨーロッパ諸国や中国など、近隣地域には20億人規模の消費市場があり、巨大なマーケットへのアクセスが可能です。2015年にはユーラシア経済連合(EEU)に加盟し、180百万人規模の自由貿易市場を得ています。EEU圏内では、製品・サービス・資金・労働力の自由な移動が可能となり、キルギス国内で生産された6,000あまりの製品が関税なしでEU市場へ輸出できます。
キルギスはCIS諸国の中で最初にWTOに加盟し、中央アジアにおいては最も自由な貿易環境を有しています。過去10年の国際貿易における伸び率はGDPを上回っており、キルギスの経済体制が海外諸国に向けて大きく開かれていることを示しています。海外投資家にとって魅力あるビジネス環境の整備に努めており、10年間における海外直接投資額は4倍以上に増加しています。
●自由な経済活動
 投資振興はキルギスの経済発展における主要な条件であることから、キルギスの投資に関する法令はかなり自由なものとなっています。投資や財産、情報をキルギス国内から自由に輸出または本国への送還を保証しており、キルギス投資法においては海外投資家に対し広範な権利と保護が与えられています。すべての経済セクターにおいて活動が可能であり、投資対象と投資活動の選択における自由があります。
●キルギスでのビジネス活動における優位性
キルギスではビジネスを行うのに適した様々な環境が整えられています。ビジネス起業のための手続きは4つ、事業開始までに要する日数は10日間です。所有権登録までの日数は3.5日となっています。また、海外投資家はキルギス国内にて不動産(土地を除く)の購入、土地のリース(49年間)が可能となっています。
 キルギス国内の課税制度は8種類からなり近隣諸国の中ではもっとも低い税率となっています。また労働力も安価で、教育水準が高いことから熟練した労働者を確保できます。巨大な水力発電所を有しており電気代は0.03ドル/kW-Hである点も魅力です。
キルギスでは海外からの観光ならびに投資活動の誘致のため61か国に対してビザ免除の措置が取られており、渡航に際しては60日間の期間はビザ不要での滞在が可能となっています。
●キルギスの主要な産業
・観光業
 キルギスは年間300万人の観光客が訪れます。キルギスの労働力人口の5.2%が観光サービス業に従事しており、サービス輸出費用は5.6億ドル(GDP7.8%)です。
・繊維産業
 優遇税制により、近年、安価な原料を用いた繊維産業が著しく発展をしています。過去5年間の生産伸び率は59%となっています。
・農業
 農業セクターはキルギスにおいて最も重要で収益性の高い分野のひとつです。経済効果はGDPの13.2%を占め、キルギスの労働力人口の32%が従事、農家登録数は400,000軒以上です。
・鉱業
 キルギスはアジア最大資源鉱床のひとつに位置しています。鉱物資源が豊富な国であり、貴金属やレアメタル鉱物鉱床で知られています。
・エネルギー産業
エネルギーの53%を水力発電が占めており、自国だけではなく周辺国にも電力供給を可能にしています。GDPの2%、国内工業生産の16%、水力発電ポテンシャルは1,425億キロワットです。
【関連データ】
●マクロ経済指標(2016年)
・国内総生産(GDP):66億ドル ・1人当たりGDP:1,161ドル
・GDPに占める産業別割合:サービス産業(50%)、農業(13%)、鉱工業(17%)、
建設業(9%)、その他(11%)
・海外直接投資額:655百万USD
・輸出額:1,544百万USD ・輸入額:3,919百万USD
●労働力
・生産年齢人口:63.5% ・学校教育人口:99.24%
・キルギス国民の平均月収:201USD(2016年) ・失業率:8.0%(2015年)
・産業別平均月収(USD)
-金融 431 -建築 197 -保健・教育 145
-運輸・通信 376 -製造業 190 -農業 133
-鉱業 373 -不動産取引 174
-電気・ガス・水 257 -ホテル・レストラン 169

●キルギスにおけるビジネス活動容易度ランキング:77位/190ヶ国(Doing Business 2018, World Bank)

・事業設立 29位 ・資金調達 29位 ・契約執行 139位
・建設許可取得 31位 ・投資家保護 51位 ・破綻処理 119位
・電力事情 164位 ・納税 151位
・不動産登記 8位 ・貿易 84位